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with CLEDRAN | vol.3 shop manager Hirane

2017.09.26

職種、ライフスタイル、キャラクター。バラエティ豊かな面々がそろっているCLEDRANスタッフ。仕事中はもちろんのこと、休日のお出掛け、旅行、通勤など、日頃から鞄や革製品に親しんでいます。トピックス「with CLEDRAN」では、そんなスタッフの愛用品とエピソードをご紹介。 第三回目を迎えた今回は、CLEDRAN東京店の店長を務める平根です。

多くの人で賑わう表参道の路地裏にひっそりと佇む東京店。店内はCLEDRANの中でも姉御キャラとして慕われている平根店長のカラーがにじみ出た、明るく和やかな雰囲気が広がっています。

製品とお客様との出逢い、そしてお付き合いをサポートするCLEDRAN販売スタッフ。平根が普段から特に心掛けているのは、触って、使って、自分で直に感じたことをお伝えすることです。
はじめは使いどころが想像しにくかったものほど、発見は多いといいます。 例えば、一見小ぶりに見えた巾着型バッグ「PERIO PURSE HALF SHOULDER」。実際に使ってみると、普段の外出に持ち歩きたい荷物がちょうど良く収まることに気付きました。柔らかな質感は魅力あるフォルムを形作るのはもちろんのこと、身体にもコーディネートにもたおやかに馴染みます。今では無意識に手に取ることの多い常連バッグに昇格しました。
こんな風に計算された機能美に気付けた時は、宝物を見つけたような喜びを感じます。「変わったデザインですが、こんな使い方ができて便利なんです」「例えば私が2年使ったらこんな風合いになりましたよ」など、見た目ではわからないこともお客様へ細やかにお伝えし、お好みとご要望に照らし合わせることで、お一人おひとりにぴったりな一点が見えてきます。

そうした販売の他、製品やブランドの空気がより伝わるディスプレイや販促プラン、スタッフ教育などマネージャーとして店舗運営にも取り組む平根が、今の道を見つけたのは大学を卒業してからのことでした。元々好きだったファッションの道へ進むため一念発起。新たな思いで学生として、服飾を専門的に学びました。卒業後には培った知識を活かしながら、アパレル販売に従事。9年間勤めたブランドで商品を取り扱っていたというのが、CLEDRANとの出逢いでした。
販売スタッフとして既にキャリアを重ねていた平根が、CLEDRANで働き始めて特に関心を深めるようになったのが道具としての機能性です。
コーディネートや着こなし方のアプローチが多かった以前に比べ、お客様との会話の中で自然と実用性や機能性の話題が増えているのだと言います。それは、製品を暮らしの一部として日常的に取り入れようと思っていただけている証。持ち主に寄り添う身近な存在となる製品をお届けできることに、感謝とやり甲斐を感じています。

プライベートでも貯金がなかなかできないことが悩みというほどに、"いいもの"との出逢いをライフワークとしている平根。作家さんの創作物、ドラマの演技、バンドの音、ラジオパーソナリティーの語りなど、誰かの表現が形として現れたものに人一倍心を惹かれるのだそう。
お試し中のバッグを肩に、最近の休日はよく器散策に出掛けています。伝統技法や釉薬の調合の秘訣、デザインに込められた想いやこだわりなど、造り手の気配を感じる器に出逢うと気持ちが高揚してしまうのだとか。
そうして感じとったことやパッと閃いたこと、予算と家計の勘定に至るまで、頭の中に浮かんだことは、すぐに書き留めるようにしています。ぼんやりとしたイメージを文字や絵などの形にして捉えることで、クリアに理解できるのだそう。
そんなメモ魔な平根には、変わった習慣が有ります。「人にはなぜと首を傾げられるんですが、お財布にペンを入れるようにしているんです」と手慣れた手付きでペンとメモをサッと取り出す彼女。なんとCLEDRANの財布のラインナップでペンが入るものは全て把握しているのだそう。「他にこんな人なかなかいないと思うのでムダな特技かもしれないですが(笑)サイズ感が気になる方はぜひ聞いてください」と笑顔で話してくれました。

今の仕事は正に天職だと語る平根にとって、「今日はいい買い物ができた」という満足の声や「やっぱり買って良かったよ」というご報告は何よりの活力になっていると言います。だからこそ、通勤、出張、休日にも製品を使い、理解を深めることを欠かしません。「いいもの。誰かが心を込めてつくったもの。それが元から好きなんです。だから、使うことも仕事にできるなんて幸せ者だなと思います」そう話す彼女の案をキッカケに新たな商品が生まれたことも。物に対する愛情ある視点から、企画や生産も膝を打つようなフィードバックをしてくれます。「人と物がつながった時のトキメキやワクワク感が好きで。お客様のお買物に付き合わさせていただいているのも、とても楽しい時間です。お客様との会話の中で新たな発見をすることも多いので、お客様とブランドの架け橋としてしっかり共有したいと思っています」。
そんな平根の休日の楽しみが、戦利品たちに囲まれながらしっぽり呑む一杯。「今月も貯金できなかったなぁ」なんて愚痴りながらも、自宅に並ぶ戦利品たちを眺めて過ごすのが至福の時間なのだそう。
「今特に楽しみなのが、BOITE FLAP SHOULDERのエイジング。いかにも革鞄という風貌は見ていて飽きないです。長く使っていきたいと思っています」。愛用している様子はSNSでも紹介してくれるそうですよ。ぜひのぞいてみてください。

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それでは最後に平根から皆様への一言!

平根「東京店は階段を上がった二階にあるので、最初入るのに緊張しましたというお声をいただくことが多いのですが、ぜひリラックスしてお買物を楽しんでいただければと思います。むしろお買物の予定がなくてもお気軽にお立ち寄りいただき、色々なお話を聞かせてもらえたら嬉しいです」

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CLEDRAN 東京店

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@cledran_tokyo

▼TOPICS「with CLEDRAN」過去の記事はこちら
vol.1 PR Umemoto
vol.2 designer Senoo

vol.4 grand front osaka Mitsuzaki